化粧品に含まれる「グリセリン」の役割と危険性

アトピー・敏感肌のメイク

「グリセリン」と聞くと、「化学薬品」というイメージが沸く方が多いと思われますが
「化粧品」と呼ばれているアイテムの多くに含まれる、非常にスタンダードな成分です。

特に「化粧水」に分類されるアイテムの、ほとんどに配合されているものでもあります。

本来は人間の体内に含まれているものであり、主に「脂肪」を構成する成分です。

商品を構成する成分としては、「添加物」として表記されることが
一般的でもありますが、決して危険な成分ではありません。

<ほとんどのアイテムに利用されている>という事実からすれば
<添加物>とは言えないはずであり、伝統的な構成成分でもあります。

グリセリンが、多くのスキンケアアイテムに
今なお利用される理由としては、その<固まりにくい>という特徴
それによる、そのアイテム自体が「液体」として存在させるためであり
また、他の成分を肌に馴染みやすくするためになります。

「手作り化粧品」の作成の際には、必ずと言っていいほど利用されるものであり
非常に<昔ながら>の、基礎的な成分の1つと言えます。
(「エイジングケア」を目的とした場合、<手作り>はおすすめできませんが)

グリセリンには、

  • 合成グリセリン・・・「石油」から抽出したもの
  • 天然グリセリン・・・ヤシ等から抽出される「植物油脂油脂」由来

以上の2種類が存在しますが、肌に利用するアイテムに関しては
基本的には天然であり、<工業製品>としてのグリセリンではありません。

水分を留めるサポートとなる

グリセリンは、様々な用途・目的に利用される成分ですが
化粧品に含まれるものの、主な役割は「保湿効果」になります。

他にも保湿効果を持った成分は存在しますが
それ自体が「湿気」を取り込む働きを持っていることが特徴であり
アイテムを使用した後の、他の有効成分の活躍にも影響を与えます。

ただし、他の保湿成分に比べて保湿力自体は低いものであり
保湿効果よりも<肌に刺激を与えない>ことが、魅力と言える成分です。

グリセリンが配合されていることによるメリット

グリセリンは、それ自体に「抗炎症作用」があり
尚且つ保湿効果も持っていることから、「アトピー性皮膚炎」といった
極度に弱い・敏感な肌に利用できることも、大きなメリットと言えます。

アトピー性皮膚炎の方を対象にしたものを中心に、
<刺激があってはならない>スキンケアアイテムに関しても
その基礎となる成分はグリセリンであり、<十分何より安心して使える成分>です。

添加物を必要とする特徴のある、フェイスパック類としては
こういった、肌に優しい成分の割合は、非常に貴重なものであり
<いちばん優しい添加物>と、認識するべき存在と言えます。