化粧品に含まれている「セラミド」と「コラーゲン」の効果とは~肌が弱いからこそうまく付き合う必要がある~

アトピー・敏感肌のメイク

「化粧品」をはじめとした、様々な「スキンケアアイテム」に含まれる成分は
現代では非常に種類が多く、体外に「塗る」ことで効果を得るものや
「口から取り入れる」ことによって、体の中で「効かせる」もの等
その効果・使用法だけでなく、配合成分に関しても数えきれないほどです。

そしてその中には、いわゆる「化粧品」と呼ばれる
「顔に塗るタイプ」を中心に、多くのアイテムに含まれている
「セラミド」と「コラーゲン」という、代表的な成分があります。

これらの成分は、女性であれば、また女性でなくとも
広く知られているものになりますが、その「効果」以前に
そもそも「一体なんなのか」ということについて
実際に使っている人であっても、知らないことが多いはずです。

そして本来であれば、肌が弱い・敏感な人ほど知っておかなければならないことでもあります。

今回はこの「2大成分」に関して、基礎的な「本来の役割」を解説したいと思います。

体に中に存在する成分

いわゆる「肌(皮膚)」と呼ばれる部分は

  • 表皮
  • 真皮
  • 皮下脂肪

という、大きく分けて3層に分かれています。

それぞれ、上の層から徐々に「厚く」なっていくことは
何となく想像できるはずであり、「皮がむけた」という場合には
一般的には、最も表面に存在する「表皮」がむけたことになります。

この表皮は、最も表面にあることから
「新陳代謝(ターンオーバー)」によって
「見た目の入れ替わり」を演出するものになります。

「ルックス=表皮」であるとも言えます。

  • 肌荒れ
  • たるみ
  • しわ

といったものも、以上の階層のどこに発生しているのかによって
改善するための難易度が違い、深ければ深い程「重く」なります。

当然、改善までに時間がかかり、同時に難易度も上がります。

しかしながら、ターンオーバーは「下の層」でも起きているものであり
むしろ、下から順番に上の層へと押し上げていくものもあります。

そして「セラミド」と「コラーゲン」は
もともと「表皮の下」に存在する、重要な役割を持った成分になります。

水分と肌に留めるための「セラミド」

「セラミド」は、正確には表皮と真皮の間にある
「角質層」と呼ばれる部分に存在する「細胞間脂質」の1つです。

表皮の次に、外部からの負担・ダメージを受けとめ
更にその下の、コラーゲンが存在している
「皮膚の本丸」とも言える、皮膚組織を守るために存在します。

いかにして皮膚を守っているのかというと
「水分」を身にまとっていることで
表皮を貫通したダメージを軽減する「クッション」となります。

いわゆる「潤い」を演出しているものが、このセラミドになります。

「主に」肌を守るための、水分を保っているのは
セラミドを中心として、コレステロールを含む「脂質」なのです。

「脂が足りていないと、肌の調子が悪くなる」というのは
こういったことによるものであり、肉類を除外した食事制限の際に
肌の調子が悪くなるのは、「肌細胞を守るもの」が、いなく(少なく)なるためです。

最後の砦となる「コラーゲン」

体を構成する様々な要素というのは、基本的には内側にあるものが
より重要な組織であり、それらを守るために「外側」の組織が存在します。

「コラーゲン」とは、肌を構成する組織として
最後の・最も重要な壁とも言うべき組織であり
たんぱく質(アミノ酸)によって、構成されています。

コラーゲンは「潤い」というよりも「弾力」と呼ばれる
肌の「ハリ」のために、重要な役割を果たします。

そして、それ以上に重要なことが
「それ以下」の組織に、ダメージを貫通させないことなのです。

基礎的な防御成分

肌というのは、基本的には「より内側」を守るために存在します。

「美容を演出するもの」であり、同時に「犠牲」となるものであり
その状態というのは「体の状態バロメーター」と言えます。

肌が荒れている・弱っているということは
より大事な部分が、ダメージを受けやすい状態といえ
致命的な炎症・疾患が起きやすい状態であると言えるのです。

結局は、セラミドもコラーゲンも「バリア」にすぎないのです。

外側から与える意味

これらの成分は、現在となっては非常に基礎的な成分であり
「含まれていて当たり前」と、感じるものでもあります。

しかしながら、もともと体の中に存在するものを
塗っる・体に取り入れる意味があるのか、ということになりますが
両方ともに、意味があるものです。

ただし、それぞれの「質」が大きく関わっているものであり
様々に細分化されているアイテム、更に細分化された成分の中から
使う意味のあるもの、それほど意味のないものと
しっかりと、見極めなければなりません。

ただし、「全く意味のない」ものは、現在はほとんど売られておらず
「無駄になるということはない」ということも、知っておき
安心して利用・テストしてみて欲しいと思います。

また、根本的なアプローチとしては
やはり「食事」それによる「栄養素」の摂取が、何より重要であり
それによって、補うことができなくなった・足りないという時に
様々な美容アイテムの力が、発揮されることになります。